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Channel: 花の詩山の詩
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常陸太田で見たキヨスミウツボのような芽だし

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常陸太田の山に、セッコクを撮りに行った時、ヤマウツボと思われる花と
キヨスミウツボと思われる芽だしを見た

しかし初見で確信がなかったので掲載を見送っていたが、思い切って掲載する
まずはキヨスミウツボと思われる芽だしのもの


芽だしと思われる群落の様子


芽だしの一部をトリミングで拡大した写真
膜質のような薄い皮で覆われているようだ、見た目は小さくて丸いのでかわいらしい

上の芽だしの写真を撮る前に見つけたヤマウツボと思われる花の群落が有った


ピークを過ぎて、実になりかかっているような感じである




花の上部を拡大すると、ヤマウツボの実にそっくりな形をしている


比較的若そうな花の上部


花の下部と茎、鱗片葉てきなものがついている
おそらく5月下旬に見れば花の特徴が判ったかもしれないが

ヤマウツボなら、ハマウツボ科ヤマウツボ属の多年草で葉緑素を
持たない寄生植物。以前はゴマノハグサ科に分類されていたが
ハマウツボ科に変わった。主にブナ科などの根に寄生する

近くに芽だししていたキヨスミウツボと思われる花も分類は
ハマウツボ科のキヨスミウツボ属の寄生植物
こちらはアジサイやカシ類に寄生するという。

現在、駒止湿原のブログを書いている途中だが、とりあえず花の
時期を失しないように掲載した。
花の名前は間違っているかもしれない事をお断りしておきます。


筑波山・賑やかなムヨウランと静かなクモキリソウ

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ムヨウラン、細い茎に沢山の花をつけ曲がった群落


これほどうつむかれてしまうと、花をのぞくのも一苦労


こちらは寄り集まった仲間で賑やかにおしゃべりしているようだ


それに比べると、草むらに隠れてクモキリソウがひっそりと咲き始めだった

撮影中に風は吹くは、雨は降るわでマクロ撮影は大失敗
まあ良いさ、一応咲いたのは確認したから。


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ひたち海浜公園のオオウメガサソウが公開されたので撮影に行った

自宅の仕事を済ませてから出かけたので、公園に着いたら11時を過ぎていた
受付に行って名前を書き、ここ数年毎年来ていますと言ったら、「じゃー
詳しい説明はいらないね」と言われてしまった。

本来は開始時間が決まっているのだが、一人のガイドさんが案内してくれる
事になり、待ち時間も無く出発した。
歩きながら話を聞くと、ガイドの方は元理科系教師の方で、県内の植物調査
等もやられていた植物の専門家だった。

おかげで前回までのツアーで聞いた説明の疑問点も解決した
たとえば、イチヤクソウの茎が赤いと赤花イチヤクソウと説明されていたが
アカバナイチヤクソウは無いと言うこと等である。

長くなるので、以下はひたち海浜公園で撮影したオオウメガサソウなどの写真
のみを掲載する


オオウメガサソウ(大梅傘草)、イチヤクソウ科ウメガサソウ属の草状低木(常緑)
環境省レッドデータブック 準絶滅危惧種、茨城県のレッドデータブック 絶滅危惧1A類
国内では、北海道、青森県、岩手県、茨城県の1道3県に分布
茨城県が南限となっている。


オオウメガサソウの蕾、赤い色の丸くて小さい蕾は愛らしく
何度見てもかわいらしい。


やや下から撮影すると花柱や葯が見える


葉は輪生状につき、葉の上部が最も幅が広く、上半部に数個のあらい鋸歯が有る

オオウメガサソウは貧栄養な砂質土壌に地下茎を深くのばして
松の根共生菌と共生しています。(なので松の木が必要で松枯れが大敵)
数本から数十本の群落に見えても、実はすべてが地下で根がつながっている
一株なので、1本だけ取り出すことが出来ないので移植は不可








花を見たさにヨロヨロ登った三つ峠

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11日、梅雨に入ったと言うのに雨が降らないというので、山梨県の
三つ峠山にカモメランを見に行った。

花友の運転する車に同乗して、圏央道の常総ICから河口湖大橋を渡って
三つ峠の裏登山道入口に行ったら、びっくり仰天、登山口付近のスペースは
すでに満車、右の林道を奥に走って、ようやくスペースに駐車。
こんなの初めてだよと花友も驚いていた。

後で知ったのだが、労山かどこかの山岳団体のロッククライミングの
講習会が有ったらしい

その上、途中の道でツールド何とか見たいな自転車競技のような撮影を
していて、通行止めかなと一瞬驚かされた。

帰るときも、撮影中と言うことで若い女性のスタッフに一時停車をさせられた

そんなこんなで、登山口より遙かに離れた場所から歩くハメになり、花友の
後をヨロヨロと登っていったのである。。

ハルゼミの声が林の中から聞こえて、山の天気予報士は雨は降らないと
鳴いている。


カモメラン


カモメラン 2
唇弁の後ろに突き出ているのは距


カモメランの群落


カモメランのシロバナ


カモメランのシロバナ2


カモメランのシロバナ3

普通カモメランは、茎頂に2輪の花をつけるが、群落の中には
3輪から4輪もの花をつけている株もある。


花を4輪つけたカモメラン、


コンデジで下からあおる様にして撮影したカモメラン


同上、

その他、アオチドリ、ヒメムヨウラン、ムラサキエンレイソウ、エゾタチツボスミレ
ホソバノアマナ、クサタチバナ、ムラサキツリガネツツジ、フウリンツツジなどは
後日に掲載します。

このブログの編集画面がまともに動かない時があり、やむなく再起動してここまで
ようやく書いた。
疲れたので休みます。 ごめん。

三つ峠に咲く花

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シロバナノヘビイチゴ、バラ科オランダイチゴ属、別名モリイチゴ
花友が花と萼と葉っぱが判るモデルだよとご推薦(笑)
登山道に沢山群落をつくっていて、清楚で美しい


シロバナノヘビイチゴの群落


クワガタソウ


シロバナエンレイソウの終わりかけ



チョウセンゴミシ、マツブサ科マツブサ属 別名ゴミシ
果実は漢方薬になり、5つの味を含むので五味子と呼ばれる
甘、辛、苦、酸、鹹(しおからい)の五つの味
本来日本に自生していたが、名前が朝鮮から伝わったので朝鮮が付いた


ウスバサイシンの花


ウスバサイシンの葉


ニッコウヒョウタンボク


ニッコウヒョウタンボクの蕾


ササバギンラン


ヒメムヨウラン


ヒメムヨウランの蕾


クリンユキフデ


クサボケ


エゾタチツボスミレ


クサタチバナの蕾


ツルシロカネソウ


ミヤマカラマツ


ミヤマカラマツの群落


ルイヨウボタンの終盤


ワダソウ


すみません、サッカーの日本代表の試合が始まるので、本日はここまで
残りは後日に掲載します、花名の誤りがありましたら後日訂正します

 


三つ峠に咲く花・その2

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ムラサキエンレイソウ、シロバナエンレイソウの白い内花被片が
淡紅紫色を帯びるものをムラサキエンレイソウという と図鑑に
載っているので、一応そのように記載しましたが、初めて見るのと
ピークを過ぎているようなので、断定は出来ません。


林の中でルイヨウボタン(奥)と一緒に咲いているムラサキエンレイソウ
保護地で中には入れませんので望遠で撮影


アオチドリ、前回見つけられなかった花、花友が意地で数株見つけて
くれました。(笑)
通りかかったグループの方に花友が説明すると、大喜びされました。


アオチドリのアップ、ラン科アオチドリ属、別名ネムロチドリ
名前は緑色の花を千鳥にみたてたものだが、花色には淡緑色と
緑褐色のものがあると書いてあるが、(故)新井和也さんの植物手帳
(大人の遠足BOOK 八ヶ岳・霧ヶ峰植物手帳)
には、唇弁の色は緑より赤紫色が多いと写真説明に出ていた。
山に咲く花には、側萼片が平開して両手を広げたような、いわゆる
千鳥タイプの花が載っているが、この写真の花には無いので
機会が有ればじっくり調べてみたい。

花の特徴として、苞は葉状で花より長い、唇弁は長さ約1センチで
先端は3裂し、中裂片は微小、距は短い。
背萼片と側花弁はかぶと状でずい柱をおおう


サラサドウダン  ツツジ科ドウダンツツジ属 別名フウリンツツジ
漢字で花名を書くと「更紗満天星」と表記されるように、名前の由来は
花の模様を更紗染めに見立てたもの 

同じところに花色が薄く白色に近いものも咲いていた。
木を確かめると、隣の木の枝の花が混ざっていた。
 

サラサドウダンの薄色タイプ

これとは別にシロバナフウリンツツジと呼ばれる花が沢山あるので
紛らわしい


シロバナフウリンツツジ


シロバナフウリンツツジが満開で開運山を染める
実に見事です。
この花を見に来たという年配者もいたほどである。。


斜面の下に咲いているクサタチバナを望遠でやっと撮影


キバナノコマノツメの群落が有った


ズミ、ほとんどがピークを過ぎていたが、この木は満開だった


トリガタハンショウヅル、キンポウゲ科センニンソウ属
牧野富太郎博士が、高知県の鳥形山で初めて発見したとと言う
草本状の木本性のつる植物、葉は3出複葉、花は淡黄白色、鐘形
花弁状の萼片は4個で、先は少し半曲する。
外面に毛が多い。花茎は葉柄より短い。


トリガタハンショウヅルの木の様子


保護用のオリに囲まれて咲いているノビネチドリ


こちらは別なオリのノビネチドリ、望遠で撮ってトリミングしても
この大きさにしかならない。


アツモリソウの蕾、これも保護用のオリに囲まれている
オリが沢山あるがほとんどが葉の陰で撮りにくい。


ホソバノアマナ、これは目が慣れたらあちらこちらに咲いていた


ホソバノアマナ ピークを過ぎて結実中かな


三つ峠ネットワークの人たちが、保護地で笹の草刈作業をしていた
自分も森づくりでボランティアをしているので、親しみを感じます
と同時に暑い時期の作業の大変さも、ご苦労様ですと言いたい。


保護ロープに張り出されていた三つ峠ネットワークの紹介写真
会のHPには、観察会の報告などが掲載されていて参考になる


帰りの下山中に、道案内するかのように私たちの前ヲを
ピョンピョン歩いてくれた小鳥

まだ未掲載の花もあるが、とりあえず三つ峠に咲く花はこれで終了







筑波山・表筑波スカイライン通行止め予定6月25日

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ツールドつくば開催のため、6月25日(日曜日)午前、表つくばスカイラインなどが
通行止めの予定です。


ツールドつくば開催の通行止めの予告看板

風返峠から不動峠までの表筑波スカイラインと、不動峠から北条大池の脇までの
道が6月25日午前中通行止めの予定です。


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筑波山に咲く ツルアリドオシ


ハイキングコースの「しらたき道」を歩いていたらウリ坊が現れました


なんとウリ坊が数頭いた模様なので、母親がいると思って
近寄らず様子を見てました。

野草の撮影のため、60ミリマクロをつけていたので、小さくしか取れず
トリミングで拡大した写真です。

皆様もハイキングされる場合は充分注意してください。





ガイドKBさん撮影の極東ロシアの花

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長野のガイドKBさんから、極東ロシアで撮影した花の写真が
メールで届きました。
名前と画像が別々なので、どれがその名前なのか不明ですが
白いアツモリソウ
樺太アツモリソウ
普通のアツモリソウ
朝鮮黄花アツモリソウの仲間 と書いてありました









名前と画像が一致しない順番のようにも思いますが、とりあえず
メールに有った順番に並べました。

次は追加で送られてきた、ピンクのヤマシャクヤクなどの写真です。







最後の群生の写真などは、うらやましい限りですね。
極東ロシアの花観察ツアーは、多くの旅行会社が主催していますね。



6月に撮った未掲載写真(たぶん)

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長野に出かける予定だったが、体調不良で見合わせた
なので折角訪問してくださった読者のために6月に撮った
未掲載(たぶん)の写真を公開します。


麦畑と水田のパッチワークの向こうに筑波山


ピンクの朝焼け


今年は不作のツチアケビ


空き地のシキンカラマツ開花 (植栽したもの)


シキンカラマツの後ろ姿も可憐 


コアジサイ 装飾花がつかない特徴


コセリバオウレンの実、数株のみ残っていた


カワトンボの一種


おそらくガの仲間


ウリノキの花、花びら6枚が巻き上がり、黄色い雄しべが垂れ下がる
花の素晴らしいデザイン模様、シンプル・イズ・ベスト


ウリノキの葉、丸い大きな葉がウリの葉に似ていることから名づけられたという
でも若い人は、ウリなんて知らないかも 今はメロンが主流だから


羽を動かしながら吸蜜する蝶


じっとしててよ










昆虫類は主に常陸太田の山に行った時に渓流沿いで撮影した。
先日の悪天候で(ヒョウが降った日)散ったのか筑波山の車道や登山道が
無数の緑の落ち葉に覆われていた。
数少ないアサギマダラがヨロヨロ飛んでいた。

すみません、しばらくブログを休むかも









花友撮影の浄土平の花

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18日福島県の浄土平に行った花友Kさんから、花の写真がメールで
届きましたので掲載します。


霧が立ち込めて幻想的なワタスゲ群落の湿原


ワタスゲ群落アップ


霧の中のイワカガミ群落がピンクです


ツマトリソウも満開だったそうです。
ミヤマハンノキのかおる木道から撮影と書いてありました。。


ツマトリソウの開きかけ、薄いピンクの恥じらい模様がかわいらしい。
ツマトリソウの名前の由来になった花ビラのへりに赤い模様がつくのを
やっぱり探していたに違いない。

外にはサンカヨウも咲いていたと書いてあり、今まで見たこともない花が有った
と写真が貼付されてました。
イグサ科のスズメノヤリ属のミヤマヌカボシソウに似ていると思うのですか
貼付の写真では判断できませんでした。
ちょっと不鮮明な部分もありますが、写真を掲載します


花のアップ


花の全体的な様子

もしお判りの方がおられましたらアドバイスをお願いします。。


NNさん撮影のカルフォルニアの写真掲載

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先日帰国したばかりのN・Nさんから、カルフォルニアの山を歩いた時に
撮影したという写真がメールで届きましたので掲載します。


エコー湖
いい位置で撮影したと見えて、スケール感が良いですね、さすがにアメリカ広ーい


タホ湖
えっどこに湖が?と拡大してみたら、左奥にうっすらと (笑)


レッドウッドの巨木、(右下に写っている人物と比較すると巨木さが判る)
あまりにも巨木で写真に入りきらなかったとか

海外出張の多いNNさん、すでに日焼けしたそうで、日焼けした顔で
仕事しているのは彼女一人だそうです(笑)
アウトドアがバレバレですよね
次回の写真も楽しみです。
NNさんありがとう。

森づくりボランティアとクチナシグサ観察

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梅雨時の蒸し暑い日なので、疲れている体は嫌がったが、頑張って森づくりの
ボランティアで下草刈りに参加した。。
少し早めについたので、葛城の森と保健保安林のクチナシグサの観察をした

葛城の森のクチナシグサはほとんどが実が開いて、雨でタネを流し終えていた

保険保安林の方のクチナシグサは、周りの草が成長したためか、草に寄り掛かるように
斜上して実をつけていた。
こちらは上の木の葉が雨が当たるのを防いだのか、タネが沢山残っていた。


葛城の森のクチナシグサの実、すでに殻が割れてタネを流した後のようだった


保険保安林のクチナシグサの実、殻は割れているがタネは流されずに沢山
残っていた。
図鑑には書いていないが、私はクチナシグサのタネは、雨による散布であろうと
推測している。
それゆえ、梅雨時前に結実して、梅雨の雨によってタネを散布するサイクルが
クチナシグサの生態だと思っている。

午後3時まで下草刈りをしていたら、全身汗びっしょりで参った
誰かがコゲラがいるというので、近くの木を見上げると、確かに枯れた枝に
小鳥が一羽、逆さにつかまって、盛んに虫を探していた。。。。



キヨスミウツボが開花

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6月初めにキヨスミウツボの芽だしを掲載したが、開花している写真を
撮影できたので掲載します
常陸太田の山まで3時間もかけて行って、ようやく撮影出来た花である。















キヨスミウツボ、ハマウツボ科キヨスミウツボ属 の寄生植物
キヨスミウツボ属に分類されるのはこの種だけである。
名前の由来は、1882年に清澄山で採集されたことによる。
但し標本の採集者は不明とのこと。

茨城県のレッドデーターブックでは、情報不足①注目種になっている。
過去の記録では、北茨城市や男体山で記録されているが、再確認されて
いないことによる。

日本での古い記録では、シーボルトによって採集された標本だそうである

アジサイ科の根に寄生するほか、カシ類やムラサキシキブや雲仙ツツジ
等にも幅広く寄生するという。分布は北海道から九州まで

高さは5~10センチで全体が白色または淡黄色。
多数の鱗片葉が互生して密についている
花期は6月~7月、茎の頂に5~10個の花をむつける
花の長さは2センチほど。
筒状の花冠は、上下に2裂した唇形。
花筒内に雄しべが4個、雌しべが1個
上唇は扇状で先は2裂してへこみ、下唇は3裂する。
花の期間は短くすぐに茶色っぽくなるという。
そういう意味では、うまい時に撮影できたかも。



最近撮影の林道の花

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ウツボグサ


ユキノシタ


オカトラノオ


たぶんタカトウダイだと思うが、中心にあるピンクの小花状のものが
気になる。これは何?


テリハノイバラ


これは林道ではないが、ツチアケビが一輪開花、今はもっと咲いているかも


たぶんジシバリ


イチヤクソウ、さすがに花の終わりで下の花が枯れていたので
トリミングでカット、許して(笑)


ガイドKBさん撮影の四国のキンセイラン

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長野のガイドKBさんから、四国で撮影したというキンセイランの写真が
メールで送られてきましたので掲載します。







写真以外の説明がなかったので、筆者の独断で補足説明

キンセイラン、ラン科エビネ属 環境省の絶滅危惧種Ⅱ類
花が美しいので乱獲され絶滅に瀕している。
地生ラン 偽球茎は球状、連珠状に並ぶ。
葉は広披針形で3~5枚が根元近くにつく。。
花茎は高さ15~30cm、まばらに淡黄緑色の花を5~12個
咲かせる。
唇弁は3裂し真ん中の先はとがっている。
深山の林内に生える。花期は6月~7月
名前は花の色から来ている。

これから九州と屋久島に行くそうなので、写真が楽しみだ。



県北の山に咲くミズチドリとトキソウ

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昨年にミズチドリの花後の花茎を沢山見ていたので、そろそろと思い
県北の山間にミズチドリの下見に行った

行く途中で雨に降られたが、こんな時はほかの人の邪魔が入らないから
かえって好都合と言うものであるとうそぶきながら走る

林道の奥に行くと、ミズチドリは残念ながらまだ蕾が多かった
その代わり、予想していなかったトキソウの花が咲いていたので
やっぱり来てよかったと、我ながら現金である。

そのうえ雨も上がり、日が差してきて天も味方をしてくれた。
ツツドリの鳴き声や、ジージーとセミの声もして、暑さがうなぎのぼりだ
汗びっしょりで行ったり来たり花を探す。
草むらに腰かけてコーラで喉を潤す至福の時

トキソウをマクロで拡大すると、ピークが過ぎて痛んでいた。
来年はもう少し早くって、それまで生きていられたらの話である(笑)

野の花に 心の傷も 癒されて
すべて忘れて 山の道


ミズチドリの蕾


花が開き始めのミズチドリ、手を挙げてご挨拶しているよう


ミズチドリのアップ


ノハナショウブも数株咲いていた、たいていは蕾だった


トキソウが草に埋もれるように咲いていた


トキソウのアップ、惜しいことにピークを過ぎて少し痛んでいた
唇弁には肉質の突起が多数ある
花名は、鳥のトキの色に似ているためという


杉林の中にクモキリソウが咲いていた


ウリノキの花と蕾、左が蕾で棒状、右が花で花びらがくるりと
巻き上がる、下に下がっているのは黄色い雄しべ
撮影していたら丁度蜂が飛んできた。虫媒花なのね


筑波山のネジバナ

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梅雨時の筑波山


逆光でシルエットにした蝶、だいぶ苦労したと見えて羽が痛んでいた


草地に行ったらネジバナが沢山咲いていた


ネジバナなのにストレートタイプ、曲がったことが嫌いな○○さんみたい(笑)


上の方が蕾状態のネジバナ


上の写真から判断して、これはネジバナの蕾だろう


アップで見ると茎には毛が多い


色の濃いネジバナ


ウツボグサに訪問者、頭を入れていますね


オオバギボウシの蕾

つくばでも昼は30度を超す暑さ、たまらず早々に逃げ帰った

ネジバナを探しに行ったのは、blogでリンクしているkotsunagi567さんが
6月24日の記事でネジバナを取り上げていたので誘発されてしまいました
隣の空き地にも咲いていたのですが、ピークを過ぎていたので筑波山の林道に
行ったら、草刈された後で一輪も無し。
帰りに寄った草地で沢山のネジバナが待っていてくれました。

kotsunagi567さんの記事はこちら

高尾山の紫ニガナ・花友Kさん撮影

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花友のKさんが、高尾山で撮影したムラサキニガナ等の写真をメールで
送ってくれましたので掲載します。
筆者注、ムラサキニガナはニガナと名前がついているが、ニガナの仲間
ではなく、別属で「キク科アキノノゲシ属」に分類される。
分布は、本州、四国、九州 、花期は6月~8月


ムラサキニガナ


同上


同上


ナンテンハギ


同上





台風一過の朝

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豪雨警報がでたつくば市、たたきつけるような雨音が夜中まで続いた
雷鳴が地響きを伴って聞こえてくる
朝焼けの筑波山を遠景に、豪雨で水のたまった畑にピンクの雲がうつる


薄霧にかすむ集落と右に宝篋山


水田に水鳥が浮かぶ



道端の花に水滴がついて


水玉をトリミングで拡大すると、別な世界が見えた

たった三日でマヤランが終わった

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三日前は花が開いてなかったので、期待していったら花は無残なピーク過ぎ
側花弁の一個が落ちていた。もしかして台風のせい。

マヤラン、ラン科シュンラン属 腐生植物で緑葉は持たないが茎の下部に
膜質の鱗片葉がある。
名前の由来は、神戸市の摩耶山で発見されたことによる。(漢字で摩耶蘭)


三日前に撮影したマヤランの開花前の姿

しょうがないので林の中を飛んでいたトンボを撮影していたらタイムアウト
家内からお迎えコールがかかった。一つだけ面白いことが有った

私が撮影していると、通りかかった年配の女性が声をかけてきた。
「ネジバナを撮っているのですか?」と言うので「蘭の花を撮っています」
と答えると「向こうの林にツバメオモトが咲いてますよ」という
案内するというのでついて行くと、ツバメオモトではなく別の花だった。
「わあ私はこれをツバメオモトだと思ってました」という。

折角なので、私はその花を写して、マヤランの林に戻るとき、そのご婦人が
思いがけない事を言った
「去年の秋、マヤランの花を見た」というのである。
「えーつ マヤランは7月の初めに咲く花ですよ、私は昨年も7月にここで
撮影しましたよ」と言うと「秋にも咲いていたので、私は秋に咲く花だと
思っていましたよ」と言うのである

「秋って何月でした?」と聞くと「9月ごろだった」という。
そして戻る途中で「ここのところに咲いていたのよ」と草ぼうぼうの林を
指さした。
「こんなに草が生えていたらわからないでしょう」と言うと「草刈するから
大丈夫」と言うのである。

そこで私はマヤランの生えている場所まで案内して実物を見てもらった
「そうそうこれこれ」と言うので、おそらく間違いないだろうが
本当に9月ごろに咲くのか確かめてみたい気がするのである。
狂い咲きのマヤランなんて面白いぞ。


林の中で見たトンボ、腹部のメタリックな色が凄い、イトトンボの仲間かな


同じく林の中ので見たトンボ、よく見ると羽に白い筋が浮いている


八重咲なのでヤブカンゾウだと思う

九州で消防団員が土砂崩れに巻き込まれて死亡したという。
役目柄とはいえ、救助に行った人が死んで良いわけがない
もっと安全に行動するようにできないだろうか。
東日本大震災での教訓だったはず。
ただただ私は犠牲になった方の冥福を祈るだけだ。





浄土平の桶沼で完全な根本石楠花を撮影

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花友に誘われて福島県の浄土平に行って、国の天然記念物である
根本石楠花(別名ヤエハクサンシャクナゲ)を撮影できた。。
以前にもそれらしい花を見たが、今回のように完全な八重咲を見たのは
初めてである。
いつもの花友二人と、東京から始発で駆け付けたNさんを含めて
常磐高速から磐越道を走り、4時間ちかくかかって浄土平についた

先日掲載した花友Kさんの写真でもわかる通り、今年はワタスゲの
当たり年だったらしく、ワタスゲの菓穂が一面に広がって、行く先々の
湿原を飾っていた。

それらのことは後日掲載することにして、今日は疲れたので
根本石楠花の写真のみにします。


ネモトシャクナゲ、ツツジ科ツツジ属 別名ヤエハクサンシャクナゲ

「ネモトシャクナゲはハクサンシャクナゲの雄しべが花弁化し、互いに
つながって花弁状になり八重咲になったものである」と言われている

吾妻山はネモトシャクナゲの最初の発見地であり、1904年中原源治氏の
採集した標本により牧野富太郎博士が命名したもので、和名の根本石楠花は
標本を採集した中原源治氏の師であり、福島師範の教授であった「根本莞爾氏」
の名前を記念してつけられたものである。

1913年 国指定の天然記念物となり、1954年 福島県の県花に選ばれた
分布は 吾妻山、安達太良山、鳥海山、生育地は主に亜高山帯
花期は7月中旬  


花柱の周りの雄しべがつながり花弁化して、八重咲き状態が判るであろう
この花の咲く枝のものは、すべてがネモトシャクナゲであった。




コンデジマクロで撮影した花の様子





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